大腸がん検診の主な検査内容について

大腸がんは、がんの中でも発症する可能性が高いがんの一つです。大腸がんの場合は、大腸のどの部位にがんが生じているかによって名称が異なってきます。一番多いのが直腸がんであり、次にS状結腸、上行結腸、横行結腸、盲腸、下行結腸となります。大腸がんの主な原因としては、運動不足、野菜の摂取不足、肥満、飲酒などが挙げられます。

近年大腸がんの発症者は増加傾向にあり、食生活の移り変わりなどが原因であると考えられています。この大腸がんを未然に予防していくためには、定期的ながん検診が重要になってきます。がん検診を定期的に受けていれば、たとえ大腸がんが発生したとしても、すぐに治療を行うことにより、命を落とすようなことにはなりません。大腸がん検診で主に行われる検査としては、便潜血検査という検査が挙げられます。

この検査は、便に潜む血液の有無を調べるための検査です。もし、大腸がんかもしくはポリープが発生しているような場合は、便に血液が混じっているケースが多いので、便を調べるだけでがんかどうかの判断がある程度下せるということです。便の採取については、便の表面を専用の棒でしっかりとこすり、二日分の便を採取します。この方法は自宅でもできる方法ですので、誰でも簡単に行うことができます。

また、胃がんの検査のように食事制限などもありません。もし、便潜血検査で異常が認められたような場合は、精密検査として大腸内視鏡検査を行うという流れになります。

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