がん検診と罹患率について

がんの発症率と言うのは、年齢および性別で罹患率が大幅に異なると言います。罹患率と言うのは、特定の期間の中で、集団に新たに生じた発症の症例数を割合として数値化するもので、自治体などが実施するがん検診における割合を罹患率と呼んでいるのです。そのため、特定のがんなどの場合は、100人に1人の割合で罹患する年代も有りますし、10万人に数名と言う年代もあるなど様々なのです。がんは早期発見がとても重要であると言われていることからも、がんが発症する可能性が低い年齢で検診を行うのではなく、罹患率が高くなる年代で検診を行う事が大切です。

女性特有のがんでもある子宮頸がんは20代に、乳がんは40歳を超えたら検診を受けることが良いと言います。また、自治体では胃がん、大腸がん、肺がんなどにおいて40歳を超えた人を対象にして検診を受けるよう呼びかけているのが特徴です。尚、自治体での検診と言っても、自治体から委託を受けた病院や検査施設で受診を行う事になります。病院などの場合では、がんが見つかった場合などではそのまま治療を行えると言うメリットも有ります。

基本的に誰でも受診は可能になりますが、対象に年齢、実施時期、検査を行う施設や、費用負担は各自治体により異なるのが特徴ですので、地域の自治体のがん検診担当窓口で確認をしておく必要が有ります。また、がん検診を受けた時、再検査が必要になった場合は、病院や検査施設で精密検査を受けることが大切です。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です