皮膚科でニキビを治療していく方法の中には、注射で対応することもあります。皮膚科で注射での治療をするのは、重度のニキビと判断した場合です。皮膚科で受けることのできる注射治療では、ニキビに抗生剤を注射によって直接注入します。ニキビが肌に出てくるのにも、段階というのがあります。
はじめはほとんど目立たない状態で、白ニキビであれば案外簡単に自然治癒することもあります。ですが放置したらどんどんニキビが悪化してしまって、セルフケアでは手に負えないことも出てきます。注射を使うにきび治療等のは、ほかの治療方法よりも即効性があります。ですが、注射という選択をする場合は、悪化している状態に対してになります。
炎症が激しく出ているニキビとか、すでにクレーター状となってしまっているニキビに対しても、注射治療を行うことはできます。線維化とか、しこりがあるタイプにニキビにも、注射治療は効果的です。ニキビができて激しい炎症を起こしてしまうと、その状態が続いて真皮がダメージを受けてしまいます。放置してケアしなければ、大切なコラーゲン組織は、どんどん破壊されることになります。
そのまま更に放置すると、ニキビの炎症が収まったあとに待っているのが、クレーターと化したニキビ跡です。炎症が治まっても、良い肌状態には戻らないということです。ですから、炎症が激しく出ているニキビに対しては、抗生剤をニキビに直接注射をして改善へと導くのです。