バンコクといえば、タイの首都でもありメジャーな観光地ですが、訪問する前に日本国内で健康診断をしておく事をおすすめします。なぜかというと、バンコクを含め、タイで珍しい病気にかかる旅行者も少なくないからです。地元の人は大丈夫な食事や水でも、体が慣れていない旅行者は体調を崩す事があります。また、タイ料理特有のスパイスで下痢をしてしまう方もまれにいます。

スパイスそのものが悪いのではなく、量が多かったり辛かったりで、不慣れな旅行者が下痢をしたりするのです。他にも、タイは気温が高い国ですが、クーラーを付けっぱなしにして寝る旅行者が風邪をひく事があります。日頃から下痢をしやすい、風邪をひきやすい、他人の病気に感染しやすいなど自覚症状がある方は、日本国内で健康診断をしてから渡航しましょう。医師に訪問先がタイである事を伝え、自身の体質で気をつけたほうが良い事を教えてもらいましょう。

日本と同じアジアでも、気候や食文化はかけ離れているのがタイです。それに、公衆トイレも日本ほど多いわけではありません。限られた休日と時間をタイで楽しむ予定なら、予め健康診断や予防接種をして用意周到にしておきましょう。予防接種は、タイで見受けられる日本脳炎やコレラなどの病気予防になります。

外国で病気になると、海外旅行保険に入っていない限り、旅行者は治療費がかさみます。少しでも病気を防ぐために、出国前に出来る事をしておきましょう。健康ならば、魅力豊かなバンコクを存分に楽しめます。