大腸がん検診と検査方法

がん検診はがんを早期発見、治療することや、がんになる前の兆候を見つけて予防することを目的に行われています。がん検診にもいくつか種類があり、その中に大腸がん検診があります。大腸は水分の吸収を行って便を作る働きをしています。全長は約1.5mから2m、直径は約5cmから7cnの大きさで小腸を時計回りに取り囲むように位置していて、盲腸、結腸、直腸に区分されます。

大腸がんは発生部位によって名称が異なり、直腸で発生することが最も多く見られます。運動不足や偏った食生活、肥満、飲酒などが主な発症原因とされ、大腸がんの家族歴がある人はそのリスクが高くなるとされています。そのためがん検診を定期的に受けて注意しておくようにすることが大切です。検査方法は便潜血検査を行います。

便に潜む血液の有無を調べるもので、大腸がんやポリープがあると、便が腸内を移動するときに便と組織が擦れて血液が付着します。この検査では便に血が混じっているかどうかを調べ、目には見えないようなわずかな出血も見つけることができます。便の採取は自宅で行うことができ、通常の2日分の便を採取します。食事制限などもなく簡単な検査です。

便潜血検査の結果、なんらかの異常が見られた場合には、精密検査を受けることになり大腸内視鏡検査、注腸X線検査を行います。疑わしいものがあれば精密検査を行うため、必ずしもがんであると言うことではありません。精密検査といわれても不安がらずに早めに検査を受けるようにしましょう。ホーチミンのクリニックのことならこちら

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