従来から行われてきた健康診断をもとに、多くの方が病気の予防に努めています。それは我が国だけではありません。今や著しい発展がみられるのはバンコクです。バンコクで実施されている健康診断と我が国の内容は何が違うのでしょうか。
バンコクの病院としての基本的理念や行動指針、スタッフに与えられた使命などは大きな違いはないようです。バンコクでは1999年以降、現在にいたるまで健康診断において多くの名誉ある表彰実績を納めています。またスクムビット健康診断センターをはじめとする日本人を対象にした施設もあります。海外生活を余儀なくされている者にとって安心できる環境ができていると言えるでしょう。
ここで行われている診断プログラムの中には、シルバー、ゴールドなどのコースや男性向け、女性向けなどのコースなども用意されているのです。シルバー、ゴールドコースでは、基本的に血液検査、心電図、超音波、放射線などの検査が行われています。ゴールドコースでは、診る範囲が広がります。また男性向けコースでは尿酸値、前立腺腫瘍マーカー、便潜血検査など男性に特化した項目が実施されます。
女性コースでは、肝機能、子宮頸がん、腰椎骨盤骨密度検査など女性に特化した検査が行われます。正確な検査結果をえるために、我が国同様に、前日の夕食以降は絶食であること。また水分以外の摂取は避けるようにすることなど注意事項が決まっています。バンコクで行われる検査を信頼性の高い健康診断とするために説明をうけた注意事項は厳守するようにしましょう。