タイは発展途上国であり、発展途上国と言うと医療が進んでいないのでは？と思う方もいるかと思いますが、実はタイの医療技術は日本と変わらないくらいの水準なのです。設備は日本の大学病院と同じくらいか、それよりも良いものを使っています。医師の出身大学はタイ、日本、アメリカなどです。日本人の医師もいますが、日本語の通訳サービスもあるので、比較的安心してかかることができます。
ただ、医療費がたかいです。高い技術を持っているため、世界のい様々な国から治療のためにやってくる人がいるのです。お金がないと、病院に行ったとしても見てもらえない場合すらあります。ただ、現地の人が普段通うような病院の治療費はそこまで高くありません。
しかし、長い時間待たされる可能性が非常に高く、日本語の通訳サービスもないので、医師との意思疎通が困難、もしくは不可能であるため、見てもらいに行っても無駄足になってしまう可能性があります。具体的な費用を述べていくと、ただの風邪での診察（薬の処方箋込）で5千円～1万円もしてしまいます。ただの風邪でこれくらいとられるのですから、他の持った重篤な病の場合、さらに診察費がかかることは容易に想像できます。日本にいる状態での発熱と、現地での発熱では少しわけが違うため（日本にはいないウイルスも存在しており、ただの熱かと思っていたら感染症だった、という可能性があるため）、どうしても病院に行く回数は多くなってきますので、保険に入るなりする方が吉でしょう。